2018年11月12日

アラタ建設T設計士による建築のお話 第5話『健康住宅』 〜積極的に健康維持する家づくり〜

『健康住宅』・・・ってどんな家づくり?
住宅メーカー・工務店が謳っている健康住宅、どんな造りなのでしょう。

無垢材を使っているから、ホルムアルデヒドを放出しません!だから健康にいい・・・とか、
壁にはクロスは使いません!珪藻土や漆喰を塗るから調湿性が良くなります、だから快適な室内環境が作れます。
・・・と言う風にセールストークで使っているのではないでしょうか?

リビング・ダイニングの床は無垢フロアーを使い、壁は珪藻土を塗り、その他はどんな仕様なのでしょうネ?
これが健康住宅なのでしょうか??本当にこれで良いのか???
皆さんはどう思われますか?


実のところどんな材料を選べば本当の健康住宅と言えるのか・・・わかりません。
またどれだけの面積に使えば効果が出るのかも分かりません。
全ての床・壁・天井に使用しなければ本当の健康住宅にならないのかもしれません・・・ネ。
コストとの戦い

確かに無垢材や珪藻土・漆喰などは自然素材だから「安心」「安全」と言えるかもしれませんが・・・。

無垢材について (注釈*1)
珪藻土について (注釈*2)
漆喰について (注釈*3)


無垢材でも化学物質を放出しています。それが人(少数の人)によっては有害になる事もあるそうです。
家族全員にアレルギーチェックした上で材料選びをしないといけなくなるかもしれませんね。

素材選びだけでは無いです!!
・・・え?まだ何か考えないといけないの?・・・そうです!!
プランもそうですし、空気環境も考えないといけません!
プラン・・・は、家族全員の生活環境を考える必要があります。行動様式が一人ひとり違うためです。
又、以後ことの良い暮らしをする、勉強に集中しやすいレイアウト・色遣いなども考えなければいけません。

空気環境・・・は、最近の家づくりは高断熱・高気密(ZEH・スマートハウス・LCCM住宅)づくりになって、
気密がよくなっています。
だから、空気環境をよくしないと身体に良くないです。

アラタ建設では1種換気システムを提案します。
システム的には単純な循環型です。
新鮮な空気をフィルターで濾過し室内へ・室内の空気は廃坑からダクトを経由し屋外へ排出します。
これだけで空気環境が保たれます。

上記内容はウエルネス (注釈*4) の理論をベースに考えて、よりよい住宅設計をしていこうと試行錯誤しながら進めていっています。
興味を持たれたらご一報をいただけたらと思います。

健康住宅


■□ 先進快適の住まいを提案する (株)アラタ建設 □■
http://www.aratakk.com/contact/
TEL:088-644-1132




注釈
(*1):無垢材
木には湿度や乾燥を軽減する効果があります。無数の導管と呼ばれる細胞を持っているからです。
木は鉄やコンクリートニ比べ熱伝導率が極端に低いと言う特性を持っています。
その為、暑さ寒さから身体を優しく守ってくれます。
その上、無垢ならではの肌触り・程よい硬さと温かみを提供し続けます。
又、木にはフィトンチッドという精油分を持っています。これは精神を落ち着かせ気分を和らげる効果があり
不快に感じる匂いを消臭・脱臭してくれる効果もあります。

(*2):珪藻土
珪藻土は植物性プランクトンの化石が堆積して出来た地層から掘り出した【土】の事です。
植物性プランクトンの死骸には骨の部分と身の部分があり、身は地中に溶け石油などの資源になり
骨の部分が珪藻土として残ります。その骨の構造が「多孔性」という性質を備えているため、調湿機能を発揮するのです。
ただ掘り出した土そのままでは調湿性能は出ません。加工が必要です。
1000℃近くの高温で焼きます。そうすると多孔の穴に詰まっていた物が除去され、調湿効果を発揮することができるようになります。
調湿材と名乗るためには、JISの評価基準70g/u/24h以上ないと名乗る事はできません。

(*3):漆喰
漆喰とは、石灰岩を焼いて生石灰を作りそれに水を加えて消石灰にしフノリなどを加えてできた物です。
現在使われている物は、接着剤が入っています。
漆喰は調湿性能があるとおもわれていますが、実はありません。
漆喰を15cm、20cm塗ると吸い込みがあるので、調湿性能があると勘違いされるのではないでしょうか。
実際、住宅等での塗り厚は1〜2oです。
一般的な漆喰の調湿性は40g/u/24h程度なので、調湿材とは言えないのです。

(*4):ウエルネスとは
栄養・運動・休養の調和を図り健康づくりを行うことが目的の一つですが
単に身体の健康づくりばかりでなく、日常の行動様式と生活態度を変容し
自分自身に適合した「最高のライフスタイル」を築くことを目的としています。

posted by アラタ建設スタッフ T at 16:43| Comment(0) |

2018年09月24日

アラタ建設T設計士による建築のお話 第4話「断熱について」

断熱材は何のために使われるか知っていますか?
そもそも断熱材の目的は何かと言うと。家の中の【快適さ】を保つ為に施すものです。
外の寒さ・暑さを家の中に入れないようにする為の建材です。

断熱材の種類は、グラスウール・ロックウール・ポリスチレンフォーム・吹付発泡ウレタン等々あり、
それぞれに長所短所があります。
コスト的にはグラスウールですネ!
性能的にはフェノールフォーム・・・高いです!!
長所短所それぞれ書くと大変な量になるため割愛します。
興味のある方はネットを見て下さい→【断熱材の種類で検索】

断熱材の話

断熱材の話
※画像はお借りしています。


・・・でも、1番適した断熱材はと問われると・・・お答えしましょう。
【吹付発泡ウレタン】ですネ。
構造材とも密着する為、気密がとりやすく、気密シートなどの余分な作業がいらなくなりその手間が省けますから、コストダウンにつながります(元は少し高いですけど)!!
ポリスチレンフォームとかフェノールフォームは筋違いがある場合切ったり貼ったりします。
その上隙間ができやすい(隙間を防ぐ場合は気密シートを貼ります)。
又、将来的にエアコンの穴あけをする場合でも材を巻き込む事がありません(Gウールは巻込みますネ)。
おススメです!!

でも、いくら良い断熱材を使っても他(サッシ・換気システム)の部材の性能が悪ければせっかくの性能を発揮しません。
トータルで考えましょう。

第3話で書きましたが、2020年以降には性能を上げCO2削減に努めなくてはなりません。
その為には「構造」「屋根」「サッシ・建具」「断熱」について
みなさんにはもっと考えていただきたいところです。
アドバイスしますヨ。

家の計画を立てるのに大変苦労されると思います。
その苦労を解決し「健康」「安全」「安心」の家創りをアラタの設計と共に考えてみませんか?
トータルなアドバイスを提案いたします。


断熱材の話

断熱材の話
※写真はお借りしています。



■□ 先進快適の住まいを提案する (株)アラタ建設 □■
http://www.aratakk.com/contact/
TEL:088-644-1132
posted by アラタ建設スタッフ T at 14:07| Comment(0) |

2018年09月14日

アラタ建設T設計士による建築のお話 第3話「建具(サッシ・内部建具)について」

さて本日は第3話、【建具】のお話です。

建具は外部建具と内部建具に分かれます。
まずは外部建具編から。
外部建具の今日では、アルミサッシより樹脂サッシが主流になっていると思います。
どうしてでしょう?
それは高断熱を要求されているからだと思いますヨ!
(樹脂はアルミより熱伝導率が低いため、断熱性能が高いのです。
実際、樹脂製サッシの家は、アルミ製のサッシを使用している家に比べて、
室内温度が夏場は2℃低く、冬場は4℃高くなるという実験結果が出ています。)

なぜ高断熱サッシを使わないとダメなんでしょう??
省エネ基準の改定で、2020年以降、省エネルギー基準の適合が義務化されるからです。

アルミサッシの断熱仕様もありますが、基準数値不足の為、
その他の断熱材グレードをUPと住宅設備(冷蔵庫・エアコン)なども性能UPさせないと基準にとどかないからです。
余計コスト高になりますネ。
アルミ枠に結露もしますし・・・。

余談ですけど・・・塩ビ樹脂は何から造られているのか知っていますか・・・?
実は、56.5%が塩(NaCL)何です。知っていました?
・・・ちょっと意外でしたネ!! 
塩ビ・・・そうだったんだ!!!
ちなみにガラスは・・・28%塩が原料になっていたんです!!
余談でした。


次に屋内建具編。
屋内建具には、無垢・プリント合板・ポリ合板等々いろんな仕上げをした建具があります。
プリントの技術は、離れてみると無垢もプリントも見分けがつかないほど技術が向上しています。

で、なにをおすすめしたいかと言うと
リビングドアには無垢仕上げの建具ですネ 高くなりますけど!
あとは予算に応じて選択ですかね!


意外と知られていないのは、建具の下地材です。・・・知っていましたか?
パーティクルボードとかMDF(中密度繊維板の事。木質繊維を原料とする成型板(ファイバーボード)の一種)等々が使われています。
古い記憶ですけど、ダンボールを利用したハニカム構造の扉もありましたネ!・・・余談でした。

玄関ドアは・・・?
樹脂は無いですよネ! アルミ製で中に断熱材が入っている。
その断熱材の種類で使用する地域分けをしているそうです!!
木製ドアも有ります。

建具は種類が沢山ありすぎて選ぶのが大変でしょう。
悩まずに設計のアドバイスを参考にして下さい。


建具

建具

建具

建具



さて、次回は断熱について。お楽しみに!

■□ 先進快適の住まいを提案する (株)アラタ建設 □■
http://www.aratakk.com/contact/
TEL:088-644-1132
posted by アラタ建設スタッフ T at 16:45| Comment(0) |